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世界のアニメーションシアター WAT2016をご支援いただき、誠にありがとうございます。
上映作品の上映権利期間が終了いたしましたので、実施報告を申し上げます。

1. 成果と課題
2000年にオフィスHが下北沢トリウッドで始めた海外のショートアニメーション上映「WAT 世界のアニメーションシアター」を3年ぶり再開し、日本、アメリカ、ブラジル、フランス、オランダ、イタリア、デンマーク、イスラエル出身の気鋭の監督たちがアメリカ、フランス、スイス、デンマーク、オランダ、イギリス、ブラジルで制作し、世界的に高い評価を受けたショートアニメーション10本をミニシアター等で上映いたしました。

今回は、「ショートアニメーションを全国の劇場で見ていただけるよう、意欲ある人がショートアニメーションの劇場配給を行なえるよう、そして監督・制作者が上映料を得られるよう、応援してくださるファンと共に、独立系のショートアニメーション配給業務の安定スキーム化を目指して」、クラウドファンディングのよる資金調達を行いました。その成果により、上映都市を4か所まで増やすことができ、関東圏以外で上映パートナーを見出しました。また映画上映に欠かせなくなったライブイベントとして、監督は招へいできませんでしたが、映像・アニメーション界で活躍するゲストを招いたトークイベントを東京と京都で計5回行いました。

しかしながら、東京の来場者数は前回の興行より減少し、学生や20代の観客の伸び悩みが目立ちました。従って興行収益でも十分な成果に達したとは言い難く、セレクトした作品の魅力を周知する広報宣伝のさらなく工夫および“拡散”協力者を増やす方策が課題として残りました。今回のクラウドファンディングの最終目標に掲げた「独立系のショートアニメーション配給業務の安定スキーム化」はいまだ道半ばです。

2. 実施内容
a. 上映作品 10本・2プログラム(ブルーレイ上映)
作品詳細サイト>>

wat2016_motiongallery.jpg


b.興行の日時、会場、実績
東京
下北沢トリウッド、2016年5月1日(日)~5月29日(日)
上映: 88回
入場者数: 337名
トークイベント:
5月2日(月):土居伸彰氏(㈱ニューディアー 代表)
5月7日(土):大高健志氏(㈱MotionGallery 代表取締役)
5月14日(土):やたみほ氏(編みメーター、白百合女子大学人間総合学部児童文化学科講師)

京都
立誠シネマプロジェクト、2016年6月4日(土)~6月24日(金)
上映: 56回
入場者数: 178名
トークイベント:
6月11日(土):坂本一也監督(㈱ライデンフィルム京都スタジオ 室長、『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』)
6月12日(日):ユースギョン氏(京都精華大学国際マンガ研究センター 研究員)

名古屋
シアターカフェ、2016年7月29日(金)〜8月1日(月)
上映: 6回
入場者数: 64名

姫路
Animation Runs! 、2016年8月5日(金)・6日(土)
上映: 4回
入場者数: 17名
トークイベント:
8月5日(金):伊藤裕美(オフィスH)-Skype参加

入場者合計:596名

プレイベント「WAT 2016 + MotionGallery @ TAAF2016」の開催とレポート
開催日: 2016年3月19日(土)
会場: 東京・TOHO シネマズ 日本橋
協力: 東京アニメアワードフェスティバル2016
概要とレポート>>

c. 興行態勢
企画・主催: オフィスH(伊藤裕美)
パートナー: 下北沢トリウッド、立誠シネマプロジェクト、シアターカフェ、MotionGallery、東京アニメアワードフェスティバル2016
後援: 駐日欧州連合代表部、オランダ王国大使館、スイス大使館、デンマーク大使館、駐日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、駐日ブラジル大使館
協力: 10200 Z'images、Film Maker、Folimage、Job, Joris & Marieke、La Fabrique、Les Films des Trois Marches、Les Productions JMH、MAGNETFILM GmbH、Nadasdy Film Sarl、National Film & Television School、New Europe Film、RR Animação de Filmes、SND Films、SRG SSR、The Animation Workshop、TinDrum Animation、Tiny Inventions、株式会社パシフィックボイス

予告ビデオ編集、字幕制作: 山本達也(トリウッド)
宣伝協力: トリウッド
Web制作、チラシ・ポスター制作: デザイン・スナイプ(鴫原孝江)

d. 広報宣伝
WAT2016のウェブサイト
 公式サイト: http://www.wat-animation.net/
 ニュースサイト: http://watanimation.blog51.fc2.com/
 Facebook: https://www.facebook.com/WorldAnimationTheater
 Twitter: https://twitter.com/wat_wat2016
メディア
 クレヨンハウス「月刊クーヨン」、2016年5月号掲載
 映像新聞、2016年3月14日掲載
 アニメ!アニメ!掲載
 キネマ旬報KINENOTE(キネノート)掲載
 映画.com掲載
 Movie Walker掲載
 ART & MORE掲載
 映画ナタリー掲載
 madameFIGARO.jp掲載
 MYLOHAS掲載
 CINRA.NET掲載
 tampen.com掲載
 キネプレ掲載
 朝日新聞 中京版、2016年7月13日掲載(シアターカフェ)
 中日新聞、2016年7月28日掲載(シアターカフェ)
 てくてくひめじ シネマ裏メニュー掲載(Animation Runs!)

e. クラウドファンディングの実施
名称: WAT 2016 世界のアニメーション ― 独立系配給のMotionGalleryキャンペーン
クラウドファンディング・プラットフォーム: MotionGallery(モーションギャラリー)
期間: 2016年3月1日~4月11日
リワード: オフィスHより心を込めたお礼状:コレクター限定の進捗報告、特別劇場鑑賞券2枚贈呈、全作品上映後のエンドクレジットにWAT 2016サポーターとしてお名前掲載、「コレクター限定!WAT 2016パンフレット」贈呈、監督からのお礼グッズ贈呈
調達額: 34万円(プロダクション・ファンディング、達成率 113%、コレクター数 34名)
プロジェクトのサイト: https://motion-gallery.net/projects/wat2016
WAT2016フライヤー1_160415_劇場抜き、B修正済_web用
WAT2016フライヤー2_160415_劇場抜き、B修正済_web用

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WAT2016 | コメント(0) | トラックバック(0)
名古屋・シアターカフェで7月29日から8月1日まで、WAT 2016の2プログラムが各3回上映されました。
シアターカフェの林緑子さんが、名古屋のお客さまの感想を送ってくれました。

Aプログラム-ビトイーン・タイムズ、ギーダ、<Otto>-オットー、ちいさな芽、真逆のふたり
大学生: いろいろな国のさまざまな作風の作品がまとめて見られたので、それぞれを比較したりしつつ見ることができ、楽しかった。

ASIFA-JAPAN会員の男性: 真逆のふたりは久しぶりに見て、やはりよくできた良い作品。ギーダは、男女ともに年を取ってくると共通になるテーマが扱われていると感じた。エンドロールで様々な技法や画法が紹介されていてすばらしい。

20代前半男性: 真逆のふたりを両親に見せたいと思った。

大学生(女性): オットーと、真逆の二人が良かった。

映画研究している大学院生: ギーダはアニメーションが良かった。真逆のふたりはストーリー含め良かった。

シニア夫婦の男性: 真逆のふたりと、ギーダが良かった。

Bプログラム - 触感のダンス、サンティアゴ巡礼、アフガニスタン-戦場の友情、ホワイトテープ、ブラックテープ

中国からの留学生・大学院で映画研究: サンティアゴ巡礼が、一番おもしろかった。手描きのように見えて3DCGであったり、旅と人生の例えなど、見ごたえがあった。

シニア夫婦の女性: 触感のダンス、おもしろかった。アフガニスタン-戦場の友情、テーマ性があり、いろいろ考えさせられた。どの作品もしっかりしていて良かった。

お二人連れの女性: どれも考えさせられる内容だった。ホワイトテープ、ブラックテープの技法が気になる。アフガニスタン 戦場の友情が、ドキュメンタリータッチで非常に心に残り考えさせられた。

AとBの両方のご感想も。
シネマコリア主宰、花開くコリアアニメーションの名古屋会場主催の西村嘉夫さん: 全部脚本や演出などしっかり作られていて見ごたえがあった。
また、名古屋の大学で社会学を教えられている方も同じような感想を寄せてくれました。

林さんから「今回、新聞2紙に掲載されたので、新聞をご覧いただいた方が多いかと思いましたが、ちらしを見て初めて弊店へいらしてくださったという方もいらっしゃいました。プログラムの魅力がちらしで伝わったのだなと思いました」。

名古屋でご覧いただいたお客さま、どうもありがとうございました!!

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WAT2016 | コメント(0) | トラックバック(0)
8月5日(金)と6日(土)、姫路のカフェギャラリーQuiet HolidayでWAT 2016上映です。WAT、初姫路です!!

姫路を拠点とするイラストレーターの赤松かおりさんが、得意のマンガで『ギーダ』と『ちいさな芽』を紹介してくれました。
てくてくひめじ シネマ裏メニュー>>

『ちいさな芽』の少女のおへそから巨木が育つ・・・そんなシュールな夢を見ていた赤松さんには、この短編の本当の面白さがわかる!
『ギーダ』。「なりたい自分になれたか」、おとなになって悩む。日本とブラジル、地球の反対にいても思いは同じ。
そういえば、5日からリオデジャネイロのオリンピックが開幕。アニメーションでも地球の裏側へ思いを馳せてください。

姫路Animation Runs!を主宰する、竹中啓二さんもWAT 2016セレクションに感想を寄せてくれました:
僕は、今回の『WAT2016』が初めての体験なのだけど、その入り込みやすいセレクションに驚嘆した。
人間でいうところの、人当たりの良さ。

制作された監督も、日本、アメリカ、ブラジル、フランス、オランダ、イタリア、デンマーク、イスラエル出身と国籍はさまざまながら、その垣根は驚くほど低い。

向こうから流暢に、寡黙に、話しかけてきてくれる。
しかし、その奥は深い。


Animation Runs!上映情報はこちら>>
姫路のお客さま、WAT 2016の海外アニメーションをお楽しみください!

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WAT2016 | コメント(0) | トラックバック(0)
WAT 2016 世界のアニメーションシアター 巡回上映の2か所目、名古屋のシアターカフェでの上映が7月29日(金)から始まります

女性2人が運営に励む、大須のシアターカフェは地元の映画ファンに定着しているようですね。
地元新聞でも、海外アニメーション特集の注目イベントとして、共同オーナーの林緑子さんのコメントと共に紹介されました。

朝日新聞 7月13日朝刊で紹介されました
朝日新聞130716朝刊

中日新聞 7月28日朝刊で紹介されました

中日新聞280716朝刊_拡大

8月1日(月)までの期間限定
各プログラム3回上映。
● 7/29(金) 19時 Aプログラム
● 7/30(土) 15時 Aプログラム19時 Bプログラム
● 7/31(日) 15時 Bプログラム19時 Aプログラム
● 8/1(月) 19時 Bプログラム

シアターカフェのHP>>
シアターカフェブログ「カッパとリンゴ」のWAT 2016紹介>>
特別コラム「林緑子さんが見て、感じたWAT 2016のショートアニメーション」>>
どうぞ、お見逃しなく!!

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WAT2016 | コメント(0) | トラックバック(0)
アフガニスタン ― 戦場の友情
FilmMaker_CavHiromi3.jpg
デンマーク、コペンハーゲンのFilmMakerでブゥーロン監督と共に(2016年7月)。

Cartoon d'Or(ヨーロッパ・アニメーションのオスカー)ノミネート。将来が嘱望される、デンマークの若手監督。
アフガニスタンに派遣されたデンマークの平和維持軍の実話に基づくというので、制作プロデューサーに連絡。
デンマーク兵とアフガン官憲、言葉が通じない者たちの息詰まるコンタクトや銃撃戦に引き込まれる。観客もアフガニスタン警察署長の言葉を“通訳”を介してしか理解できないという演出も妙味。
紛争地のリアリティを求める手書きアニメーション。アヘンの原料であるケシの赤い花と流血が哀しい相関をなす。不毛な民族・宗教対立が市井の人々を苦しめる。監督は白黒の決着を付けず、対立の不条理を際立たせた。
コミック・ブックの原作、作画やシリーズ編集を手掛けるブゥーロン監督は、ご多分に漏れず“日本マンガ”のファン。
日本での上映を喜んでくれて、ビデオメッセージにも快く応じてくれました



真逆のふたり
HeadoverHeels_2.jpg
©National Film & Television School

Cartoon d'Or(ヨーロッパ・アニメーションのオスカー)の受賞作。どこで最初に見たのか思い出せないけれど、印象に残っている。
いつか日本で劇場公開したいと心に決めた一作。
学生もプロも、短編作家は有名映画祭で名を馳せ、次のステップへ進むことを夢みる。世界のいたる所に映画祭がある昨今ながら、気に入った秀作に1年に1本でも出会えれば、ラッキー。本作に出会えて、本当に幸運でした。
天井と床に分かれて暮らす夫婦という設定が可笑しい。俳優が演じてもいいが、やはりアニメーション。
身も心も離れたように見える夫と妻を繋ぐのが、バレーを踊る若かりし頃の妻の写真。その写真だけは“自分の目線”に合わせたい二人。トゥシューズが離れた心を再び通わせても、最後まで真逆な生活空間。
男女の間の機微を知る、小粋な短編が学生作品なのには驚く。
昨秋、NFTS(英国国立フィルム映画学校)レッカート監督に上映打診をしたが回答なし。諦めて「9本のセレクション」で準備を進めていた頃、監督から「日本で是非上映したい」と申し出。協力的な監督のおかげで、とんとん拍子に事が運び、念願の上映に至った、WAT 2016の10本目の作品。忘れられない一作になりました。




触感のダンス
触感のダンス
©2014 Folimage Studio-La Fabrique-Nadasdy Film

本作もフランスのFolimage(フォリマージュ)のアーティストインレジデンス作品。フォリマージュの新作視聴が初見。
セリフのないアニメーションは数多ありますが、アニメーション本来の“動きでなにかを伝える力”にダンスの魅力が加わり、「日本で公開したいリスト」に。
その後、第18回文化庁メディア芸術祭の優秀賞受賞。フランス的なアート系アニメーションながら、初見から日本のお客さま好みだろうという予感。
聴覚障害の女の子と共に育ったエムボティマロロ監督の実体験が、恋人たちの体全体を使うコミュニケーションに説得力を与え、事故に遭っても携帯電話で助けを求められない緊迫感を高める。
手描きのアニメーション技とサウンド効果の使い方はフランスの長編アニメーション制作仕込み。
日本のアニメーターには本作は「日本的に」見えるそう。日本のリミテッドアニメと呼ばれるコマ落ちに共通なのだとか。エムボティマロロ監督は日本アニメのオタクでもなく、本作のアニメーション表現を突き詰めたら、そこに至ったとか。日本から遠く離れても、アニメーターに通じるものがあるようでおもしろいですね。
アフリカ系、フランス生まれフランス育ちの監督。ヒップホップダンスで鍛えたリズム感、アートセンスにも磨きをかけて、独自の世界観を突き詰めてほしいもの。



ギーダ
Rosana annecy2015_2_CITIA
フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭でJean-Luc Xiberras賞(初監督作品賞)受賞


本作との出会いは2014年のリオデジャネイロ。南米最大規模のアニメーション映画祭、Anima Mundi(アニマムンディ)の初日。
水彩の筆が冴える背景とディズニースタジオ仕込みの流麗なアニメーション。アニメには珍しい“中年女性が主人公のストーリー”にも響くものがありました。
アニマムンディの共同フェスティバルディレクターのセザール・コエーリョさんが紹介してくれたウルベス監督は、華奢な体格ながら、しっかりと生きてきた自信を醸す女性。静かな話しぶりが、ブラジル=賑やかなサンバという先入観を打ち消す。
わたしと同世代の女性が幼い頃の夢を思い返し、ためらいながらも、一歩を軽やかに踏み出す。ギーダに共感する人が日本にもたくさんいるだろう・・・、「いつか日本で公開したい」という、わたしの夢も叶う
絵本執筆の多忙な中でも、権利処理や素材提供に協力してくれて、ビデオメッセージを送ってくれたロザーナさん。“絵を描くこと”が大好きな彼女のファンは日本でも増えることでしょう




ビトイーン・タイムズ
maquetteRu.jpg
本作の背景模型と桑畑監督 tampen.jpより

前作『サムシングレフト・サムシングテイクン(SLST)』に爆笑したのは、2011年のアヌシー国際アニメーション映画祭の大劇場。
おとぼけカップルが殺人鬼に襲われる!という大妄想。キッチュな手作り感。映画センスの将来性も感じました。同年の秋、トリウッドで日本公開。
完成間もない本作を14年初夏に見た印象は「意外!」。しかし、繰り返し観ると、桑畑・ポーター両監督の持ち味の深まりが見えてきた・・・。
CGのキャラクターと背景の模型を合成させた映像へのこだわり。制作中に試行錯誤したというストーリーは軽妙さを残しつつ、深みを増しています。
新境地を創り出そうとする二人を応援したくて、WAT上映決定。
国際配給は旧知のドイツ人。「LOVEをテーマにした作品を」と問い合わせたのに、本作が候補に入っていない・・・わたしにはLOVEそのものなのに。自分探しを続ける“わたし”への愛の物語。
ビデオメッセージでも仲のよい桑畑・ポーター両監督。緊張しながら「よろしくお願いします」と、苦手な日本語で言ってくれたポーターさん、ありがとう!
本作は世界の映画祭を一巡し、両監督は今年6月からフランスに移り、次回作に取り組まれます。両監督をこれからも応援します。

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