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5月7日、WAT 2016 世界のアニメーションシアター上映中の下北沢トリウッドに、株式会社MotionGalleryの代表取締役、大高健志さんをお迎えしてトークイベントをしました(写真 右)。
大高さん

大高氏は、日本ではクラウドファンディングがまだ知られていなかった2011年、「みんなの共感をパワーに、創造的なプロジェクトを実現するクラウドファンディング MotionGallery」を立ち上げた、日本のクラウドファンディングファームのパイオニアです。
ビジネスコンサルティングの経験を活かした適切なアドバイスで、今年3月末までに1,000件以上・6億円超のプロジェクトの資金調達を支援、達成額平均140%という実績で、とりわけ映画・映像やライブパフォーナンスなどのクリエイティブな企画のクラウドファンディングでは定評があります。WAT 2016もMotionGalleryキャンペーンで配給経費を調達しています。

大高さんとは3月にもトークイベントをご一緒させていただきました。今回も、クリエイティブなプロジェクトでクラウドファンディングを成功させるコツを話していただきました。
WAT 2016+MotionGallery @ TAAF2016の報告>> 
アニメ!アニメ!の「世界のアニメーションを日本に!クラウドファンディングを成功させる“鉄則”とは? WAT 2016+MotionGallery @ TAAF2016レポ」(取材・執筆:沖本茂義)>> 

クラウドファンディングが日本の映像・映画のプロジェクトで広がっているのには、日本の製作委員会方式の限界により、原作もの/興行予想できる出演者/2時間以内の上映時間といった定石から外れた、意欲的な映画製作が成立しにくになっているからと。それに船頭多くて何とやらの製作委員会はややこしい。
目標を大きく越えて460万超のファンドが集まった、濱口竜介監督の『ハッピーアワー』は全くの定石破りだったと。オリジナル脚本の5時間15分という上映時間、30代~40代の素人役者ばかり。資金不足でクラウドファンディングを利用したら、237人の賛同者を集め、目出度く映画も完成したたけでなく、ヒットまでしてしまったとか。

映画製作だけでなく、アイデアの製品化へのファンドも好調のようです。5月に終了した「フランス製Wistiki by Starckの日本発売」は4736人、4000万近いファンドを集めたとか(現在、第2弾実施中。終了まで53日を残す5月17日時点で、75人・741万円)。
クラウドファンディングの口火は、“身内”固め。身内というのは家族や友人ということだけでなく、「プロジェクトを自分事として捉えている人を巻き込んでいくこと」。すると、高いモチベーションの人たちのコミュニティができ、“盛り上がり”が醸成するとのこと。

MotionGallery

クラウドファンディングはプロジェクトを投じる側も、支援する側も、ネットでも大丈夫という相互信頼ができ、これからますます広がりを見せることでしょう。

大高さんにWAT 2016で気になる作品を伺ったところ、「インスタレーションのような『ホワイトテープ』は、日本なら出し先をどうするのかと、作れないかも」と。そうですね、イスラエル出身のウリ&ミシェル・クラノット監督の『ホワイトテープ』と『ブラックテープ』はイスラエルのパレスチナ占領に抗する、ドキュメンタリータッチのショートアニメーションで、前者が2分9秒、後者が3分。一般劇場での上映機会はほとんどありません(WAT 2016は敢えて一般劇場で上映しています)。アニメーション・ワークショップのアーティストインレジデンス「Open Workshop」が支援して、デンマークで制作されています。

お客さまにも感想を伺ったところ、下北沢映画祭・映画祭運営委員会の企画本部長の松岡宏起さんがいらしていて、「Bプログラムの『アフガニスタン―戦場の友情』は監督のメッセージが明確だが、『触感のダンス』『サンティアゴ巡礼』『ホワイトテープ』と『ブラックテープ』は受け手(観客)に委ねられていて、考えさせられる」と。
また韓国出身で現在は日本のアニメ制作会社にお勤めの女性アニメーターさんは「Aプログラムでセリフのない『ギーダ』『(Otto)-オットー』『ちいさな芽』『真逆のふたり』は観る側がいろいろと考えを膨らませられる。Bプログラムは“社会的視点を持つアニメーション”となっているが、そう思ってみればそうとも見えるが、それ以外の捉え方ができる」と述べてくださいました。

大高さん、観客のみなさま、どうもありがとうございました。
MotionGalleryのますますの発展をお祈りしております。そして、わたしもプロジェクト第2弾もやってみたいと思っています。(オフィスH 伊藤裕美)

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